こんにちは、おうちゃんです。
我が家では、子どもが年中の1年間、Z会の通信教育(幼児コース)を続けてきました。
いろいろな通信教材がある中で、Z会を選んだ理由、実際に使って感じた良かった点など
実際に体験してみないとわからなかったことをリアルにシェアしていきます。
これから始めようか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
Z会 幼児コース(年中)とは?

教材の特徴
メインは紙の教材
Z会の通信教育(幼児コース)は、紙の教材がメインです。
公式サイトでも紹介されているように、
『手を動かして紙に書く経験が、考える力を育て、この先の「学習の土台」を作る』という考えが大切にされています。
そのため、Z会の教材では、『紙に書く、ページをめくる、自分の手でふれる』といった実際の体験を通じて
子ども達の学びを深めていく教材となっています。
『ワーク×実体験』
Z会の幼児コースでは、「ワーク」と「実体験」の2つを組み合わせた学びが特徴です。
ひらがなの「書き」など読み書きや数の基礎に加え、考える力や幅広い知識を身につける「ワーク」と
料理や工作など、実際にやって体験しながら学びを深める「実体験」教材があります。
料金
支払い方法 | 月あたりの金額(円) | 年間合計(円) |
---|---|---|
毎月払い | 3,980 | 47,760 |
6ヶ月一括払い | 3,781 | 45,372 |
12ヶ月一括払い | 3,383 | 40,596 |
Z会の通信教育は入会金無料です。
12ヶ月1回払いが、毎月払いより15%オフで、お得です。
※2025年6月現在の情報です。詳しくこちら。
なぜZ会を選んだの?
まず、タブレット学習が主流になっている中で、Z会は紙教材を使用している点に惹かれて選びました。
タブレットを長時間見せたくないのと、「手を動かして学ぶ」というスタイルが、幼児期のうちにはぴったりだと感じたからです。
また、Z会には付属でおもちゃがついていないのも大きな決め手でした。
すでに家におもちゃがたくさんある中で、これ以上増やしたくなかったので、シンプルな教材だけが届くというのは、嬉しいポイントでした。
さらに、特定のキャラクターがいないのも好印象でした。
キャラクターに頼らず、中身で勝負している感じがして、信頼できる教材だと感じました。

年中コースで届く教材
Z会の幼児コース(年中)で毎月届くメインの教材は↓の2つです。
かんがえるちからワーク
ぺあぜっと
かんがえるちからワーク(ワークブック)

ひらがな・ことば・かず・図形・常識など、幅広いテーマがバランスよく入ったワークです。
全部で約46ページあるので、毎日する場合、1日に1〜2ページで無理なく1ヶ月で終えられます。
我が家では『七田式プリント』も併用していますが、難易度としては、Z会のワークは比較的やさしめの印象。
簡単に解ける問題も多く、楽しみながら自信をつけるのにはぴったりだと感じました。
ぺあぜっと(実体験教材)

毎月違う学習テーマに沿った観察や工作など、体験課題が載っている教材です。
テーマとは、別に料理などを体験するページもあります。
取り組みの主役は子ども自身。子どものペースで親子一緒に楽しめる内容になっています。
ただし、取り組みには、まとまった時間が必要な課題もあるので、我が家の場合、週末にすることが多かったです。
提出課題

教材とは別に、毎月のぺあぜっとに関連した課題提出『ぺあぜっとシート』があります。
2025年度からは、『ぺあぜっとシート』と、かんがえるちからワークに関連した提出課題『ワークシート』も追加されました。
また、会員専用サイト「my Z」の「Z会答案提出アプリ」から提出することが可能となりました。
その他
ひらがなだいすきワーク

Z会に入会した後、「スタートセット」で届くひらがな学習に特化したワークです。
全10冊のうち、4月〜9月号は最初にまとめて届き、10月号は10月の教材と一緒に届きました。
この教材は、ひらがながある程度読めるようになってから書きに挑戦したい子にぴったり。
読みの確認→運筆→書き順→実際に書く、という流れで、自然に文字が身についていく構成になっています。
デジタル教材
会員向けのサイト「my Z」で、取り組むことのできる学習コンテンツです。
年中は、「おとでたのしむ英語パーク」。
簡単な、英語の文章や単語を実際に聞いて使って学ぶことができます。
保護者向けの情報
「my Z」から見ることのできる保護者向けの情報「幼児コース ナビ」もあります。
食育課題のアドバイスや専門家のインタビューなどの記事を読むことができます。
2024年度までは、毎月の教材とともに保護者向けの情報誌として届いていましたが、2025年度からは、webマガジンとなりました。
実際に使って感じた良かった点
かんがえるちからワーク
「かんがえるちからワーク」は、1回あたりの取り組み時間が短めで、気軽に取り組めるのが良かったです。
少しずつ続けることで、家庭学習の習慣が自然と身につくようになっています。
基本的には「自分で書き込んで答える」形式ですが、シールを使うページやお絵かきをするページもあります。
我が家では『七田式プリント』も併用していますが、
シールやお絵かきの要素はZ会ならでは、その違いが楽しいようで、子どもたちはZ会のワークも楽しみにしています。
中でも子どもが特に好きなのが、「間違い探し」のページ!

これは、ワークの中でちょっとした息抜きのような存在ですが、他のページよりも難易度が高めで、
大人でも「ん?どこだろう…?」と悩むことも。
だからこそ、見つけたときの喜びが大きく、得意げに教えてくれる姿がとても印象的でした。
ぺあぜっと
体験型の教材があるのもZ会の通信教育、幼児コースの魅力の一つ。
親子で楽しめる課題が毎月4つほどあります。
子ども達も大好きです。
特にお気に入りなのが、工作のページ。
もともと、工作好きなこともあり、作ったあとに実際に遊べるところがとても楽しいようです。
「完成して終わり」ではなく、作った作品を使ってさらに遊びが広がるのが魅力だと感じています。
親の私が良かったと感じたのは、「料理」
我が家は共働きで、平日は時間もなくてついパパッと簡単な夜ご飯になりがち…。
「子どもと一緒に料理を作りたい、手伝って欲しい」という気持ちはあっても、なかなか実行に移せていませんでした。
でも、ぺあぜっとの料理テーマは、週末に親子で気軽に取り組める内容になっていて、まさに我が家にぴったりでした。
包丁に挑戦するだけでなく、巻き簾を使って海苔巻きを作る、すり鉢を使ってふりかけを手作りするなど
道具の使い方まで学べるのもすごく良かったです。

料理の難易度も少しずつ上がっていくので、子どもがどこまでできるようになってきたかを実感できるのも嬉しいポイントでした。
そして何より「自分で作った料理はとびきり美味しい!」ようで、食いつきもいつも以上!
好き嫌いしがちな食材でも、自分で関わって作ったものはちゃんと食べてくれるのもありがたかったです。
提出課題
課題提出は、当月のぺあぜっとに関連したお絵かきの課題です。
我が家の子どもは、お絵かきが楽しくてワークのついでにすることが多かったです。
提出した課題には、Z会の先生から手書きのコメント付きで返却されます。
丁寧で温かい言葉が添えられていて、子どもも私も思わずにっこり。
でも、親の私にとってもう一つ嬉しかったのが、課題を提出すると、『努力賞ポイント』がもらえること。
努力賞ポイントは、500ポイントからAmazonのギフトカードや図書カードに交換できる仕組みになっています。

ポイントが貯まるのは、課題提出のモチベーションになりました。
気になった点・続ける上での工夫


Z会の幼児コースは、教材の質も良く、子どもも楽しんで取り組めるのが魅力です。
ただし、実際に続けていく中で感じた「気になった点」や「工夫が必要だったこと」もいくつかありました。
親のサポートが必要不可欠
「かんがえるちからワーク」は、問題を読んであげれば、子ども一人でも取り組むことができるページが多いですが、
「ぺあぜっと」に関しては、親のサポートがないと難しい内容も多いです。
特に、体験課題によっては準備や進行に時間がかかるものもあるので、平日に取り組むのはちょっと大変です。
共働きや平日に時間の取りづらいご家庭では、まとまった時間の取れる週末に取り組むことになると思います。
材料・道具の準備が必要
ぺあぜっとの実体験教材は、特別な道具を必要としない工夫がされています。
それでもやはり、観察・料理・工作などで、材料や道具を用意する手間は少しありました。
「ちょっとやってみよう!」と思ったときに材料がなくて諦めた…なんてことも最初はあったので、事前の確認は大事です。
我が家の「続けるための工夫」


実際に1年間やってきた中で、無理なく続けるために我が家で工夫していたことをいくつかご紹介します。
我が家の場合、かんがえるちからワークは「毎日必ずやる!」とはせず、
子どもがやる気になった時に取り組むスタイルにしていました。
簡単な問題が多いので、習い事の待ち時間や遊びの合間にサッと解くことも。
「やらなきゃ!」とプレッシャーをかけないことで、楽しく続けられました。
ぺあぜっとの実体験も本当は、こまめに取り組むのが理想ですが、
我が家の場合、予定の入っていない週や、子どもがやる気のある週の週末にいくつかまとめてやることが多かったです。
料理で使う食材・工作で使う材料などは、毎月教材が届いた際に、ざっとチェックしていました。
それだけのために、毎回買い出しに行く時間が取れないので、週末の買い物ついでに一緒に揃えるように心がけていました。
ちなみに、工作の材料はほとんどが100円ショップで手に入るものだったので、コスパ的にも助かりました。
Z会がおすすめな人


実際に1年間受講してみて、Z会の幼児コースはこんなご家庭におすすめだなと感じました。
紙教材でしっかり学ばせたい方
ワークだけでなく『体験』も大切にしたい方
親子で一緒に学ぶ時間を楽しみたい方
キャラクターものや付録が不要なご家庭
まとめ
Z会の通信教育・幼児コース(年中)を1年間使ってみました。
紙に書くだけでなくお絵かきやシールを使ったワークや、親子で一緒に取り組む実体験、先生からのコメントがもらえる課題提出など…
『子ども達が楽しみながら学べる』工夫がたくさん詰まった教材だと思いました。
親のサポートや準備が必要な教材で、その分親の負担はありますが、
親子で一緒に学び、関わる時間が自然と増えるので、「やってよかった」と思える体験が多かったです。
これから先も「学ぶことは楽しい」という気持ちを大切にしてほしい。
Z会は、そんな学びの土台作りを助けてくれる通信教育だと感じました。



我が家は年中に引き続き、年長コースも受講しています。
この記事が少しでも、Z会を検討している方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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